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今日も幸せレイリタ日和。
2025/04/21 (Mon)11:20
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2010/07/19 (Mon)02:21
た、大変長らくお待たせしました!!

リア友S氏の2万HITフリリク、「うざいまいたけにうんざりしているリタっち」です。

まあリク内容からも分かる通り、思いっきりギャグであります。


ついでにネタ程度の腐的発言とか2ch的用語も入ってますのでお気を付け下さい。



まいたけ政権の「リア充爆発しろ」

※時間軸不明&意味不明の大将崩壊ギャグ



 男の嫉妬とは見苦しいものである。
 まあ、レイヴンとて身に覚えがない訳ではない。かつての想い人が恋人からのプレゼントであるコンパクトを大切そうに眺めていたり、現在の恋人が仲間とは言え俗に言うイケメンな青年と親しげに話していたりした時などは、やはり少なからず悔しかったりしたものだ。
 ……とはいえ、目の前でたかだか15歳の少女と年甲斐もなく睨みあっている男は、やはりいかがなものであろうか。

「リタ・モルディオ! 私のシュヴァーンを返せ!!」

 恥ずかしい台詞を恥ずかしげもなく言ってのけたかつての上司であり主である男に、レイヴンはテーブルに頬杖をついたまま深々とため息をつく。
 おそらく「私の」というのは物の所有と同じ意味で使っているのであろうが、誤解を招きかねない発言である。ただ、下手に入って行っても話がややこしくなるだけなので、どうせなら大将、女だったらよかったのに……などと現実逃避ぎみの思考を浮かべながらとりあえず様子を見守ることに徹する。

「嫌よ! もうおっさんの命はあたし達のモノなんだから……今さらあんたの所になんか行かせないわ!!」

 ああリタっち、なんていい子なの……あんな必死になって俺の居場所を主張してくれるなんて。
 自分のために声を荒らげてくれる少女に、今度は思わず目頭が熱くなる。

「ってゆーか、まるであたしがおっさんを独り占めしてるような言い方やめてよね!
あ、あたしはただ、おっさんの心臓魔導器のメンテナンスしてるだけなんだから!!」

 そしてなんと言うナイスツンデレ。
 だが、そんなリタにアレクセイは人差し指を突きつける。

「ふざけるな、貴様は十分シュヴァーンを独り占めしているではないか!
 私は知っているぞ、シュヴァーンが貴様の好きなドネルケバブのレシピをわざわざ開発したことを……。かつて私がまいたけご飯を作れと言っても『レシピがないから無理です』と断られたというのに!」

「知らないわよそんなこと!」

「それだけではない! ヤツがクレープをマスターしたのも、最初から貴様のハート狙いだったではないか!! 貴様は気づいていないかも知れんが、シュヴァーンは毎度毎度それとなく貴様の反応を窺っていたのだぞ!?
 私などクレープを作れと頼んだ日には『腹に入れば一緒でしょう』と材料を全部混ぜただけでボールごと投げつけられたというのにチクショォォォォォォォォォ!!」

 大将、何でそんなことまで知ってんの……え、俺ひょっとしてストーキングされてた?
 少なからずの気味悪さを感じつつも、正式に恋人になった今となってはバラされても多少気恥かしい程度なので否定はしない。
 リタが驚いたように目を見開き、すぐにこちらを向いてくる。真っ赤なその顔がまた可愛らしくて、とりあえず苦笑して手を振っておいた。
 が、それがアレクセイの機嫌を更に損ねたらしい。

「うぅぅぅおのれ、そうやってまたシュヴァーンをたぶらかしおって……このままでは私が結婚した暁に生涯毒男のシュヴァーンをm9(^Д^)プギャーwwwするという野望が断たれてしまうではないか……っ!!」

「何その野望!?」

「むっ……というかむしろ私の方がm9(^Д^)プギャーwwwされてしまうのか!?
 く! やはりここで消えてもらうしかないなリタ・モルディオ!!」

「あーもー! ツッコミが追いつかなすぎて面倒ね!!
 もういいわ! うざったいからぶっ飛ばしてやるわよ!!」

 そうしてあっという間に戦闘態勢に入ってしまった2人。だが、流石にこんな所(屋内)で2人お得意の魔術をぶっ放されては堪らないので、慌ててレイヴンは立ち上がり仲裁に入る。

「ストップストーップ! 大将、相手は子どもなんだからそうムキにならないでよ。
 リタっちも、ね? とりあえず落ち着いて」

「何よおっさん! あたしがこいつをぶっ飛ばしてやるって言ってんのよ!? 邪魔しないで!!
 こいつはおっさんを苦しめ続けた張本人じゃない! その上まだおっさんを……!!」

「リタっち……」

「フッ、安心しろリタ・モルディオ……何だかんだ言ってシュヴァーンは私相手になるとドSになるからな、意外とプラスマイナスは0だぞ」

「大将は黙ってて!!」

「ぶふっ!」

 アレクセイに裏拳をお見舞いしてから、レイヴンは歯を食いしばって俯いてしまったリタに向き直る。そして彼女がきつく握りしめた拳に手を添え、屈んでその顔を覗きこんだ。

「ありがと、リタっち。
 ……まあ確かにね、おっさんは大将には色々苦労させられたけど……それでもまあ、恨んでるだけじゃないのよ」

「おっさん……?」

「シュヴァーン……?」

 瞳を潤ませたリタと、腫れた頬に手を当てたアレクセイが、同時に首をかしげる。

 

「だって、大将が生き返らせてくれたおかげで、おっさんはこうしてリタっちに出会えたんだもの」

 

 次の瞬間、リタの顔が羞恥に染まり、アレクセイの顔が絶望に染まった――

 

 

 ガチャ

「なあおっさん、さっきアレクセイが『リア充死ねー』って泣きわめきながら駆け抜けて行ったけど……ん? 何だよ、またリタに焼かれてんのか」

「ちょ、青年助けて! おっさんはただ本当のことを言っただけなのに!!」

「黙れ! クリムゾンフレアァァァァァァァァ!!」

「ギャアァァァァァァァァァァァ!!」

「……やれやれ、お熱いことで」














久々にぶっ壊れたまいたけが書けて楽しかったです^^

S氏どうもありがとうございました!


これにて2万HITフリリク企画は終了です。

今更ではありますが、たくさんのご参加本当にありがとうございました!!
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