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今日も幸せレイリタ日和。
2025/04/21 (Mon)09:37
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2009/06/18 (Thu)23:48
シュヴァリタ本……だと!?
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!
レイリタ本だけで管理人はブラストハートなのに……!!
え、何これ。私死ぬの?

なにはともあれ超絶☆応援です。





それにしてもバーサスの特典DVD何アレ!?
ダークヒーロー編だと!?


以下ネタバレ(?)のため一応反転。

出演(パッケージ・ディスクに載ってる人)
おっさん
サレ
アリス
リグレット
マグニス

ちょwwwwwww何このメンツwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


どう考えてもシュ(ryネタバレフラグです、本当にありがとうございました。



つーか今回従来のスキット方式じゃないの?
おっさんはともかく、シュ(ryもその他大勢もスキット絵なんてないよね?
え? え??

//反転ここまで



どうしよっかなー……ゲームにはおっさん出ないみたいだけど、特典目当てだけで買うかなー。
PS3盤TOVのオリジナルスキットってのも気になるし……・。
ただPSP持ってないしなー、ポケモンも逆転検事もPS3もTOVも買わにゃならんしなー。
…………………orz







続きでお題更新。
何かスランプ中です……調子戻ったらまたこっそり書き直すかも。

Raven*Rita 20 title.
 ・魔導器
 ・天才魔導士
 ・添い寝(済)
 ・熱帯夜(済)
 ・
忘れられた神殿(済)
 ・帝国騎士団隊長主席
 ・大嫌い
 ・氷刃海
 ・
前夜(済)
 ・そして、続く未来
 ・20
 ・鼓動
 ・箱庭
 ・詠唱
 ・『裏切り者』
 ・遺されたコンパクト
 ・触れられない過去
 ・好き嫌い
 ・露天風呂の楽しみ方
 ・カーテンコールを今度こそ(コレ)




カーテンコールを今度こそ

 

「これでとどめだ!!」
「ぐあぁぁぁぁ!!」
 騎士の剣が閃き、魔王の断末魔が上がる。
「ぐ……おのれ……許さんぞ、人間風情が……!! この私が……この私がっぁぁぁぁぁ!!」
 そう苦し紛れに叫び声を発する魔王の姿が、消える――

「……くっ」
 直後、苦しげに呻き騎士もその場に膝をつき、倒れる。
「シュヴァーン!!」
 悲鳴にも似た声でその名を呼び、彼に駆け寄るのは捕えられていた姫君。
 倒れたままの騎士の上半身を抱き起こし、何度も彼の名を繰り返す。
「シュヴァーン! ねえしっかりしてよ……シュヴァーン!!」
 閉じられていた彼の碧眼がうっすらとのぞく。
「姫……お怪我は……ありませんか?」
 途切れ途切れに紡がれた言葉は姫の身を案ずるもの。
「あたしは平気よ! それより、あんたは……!!」
「………………」
 彼女の問いに、騎士は黙って首を振る。
 その応えに一瞬愕然とした様子で硬直し、そしてすぐに自分もまた首を振ると彼の身体を揺さぶり更に強く彼に呼び掛ける。
「そんな……ダメよ! シュヴァーン、死なないで! 死んじゃ駄目!!」
 取り乱す姫――その頬に、騎士の手が添えられる。
「リタ様――」
 静かな、呟くような呼び掛けに、姫はしかし動きを止める。

「申し訳……ありません。……私はもう……あなたをお守りできそうにありません……」
 死に際してなお、騎士は穏やかに、微笑すら浮かべて彼女に告げる。
「でも……あなたと、あなたのいるこの世界を……守ることができた……身に余る光栄です……」
 姫の噛みしめられた唇をそっと撫で、彼は続ける。
「ですから姫……そんな悲しげな御顔をしないでください。……それに、たかが騎士1人……私の代わりなど、いくらでもいます」

 ぽたり、と騎士の頬に何かが落ちる。
「……嫌……」
 姫が震える声で言った。その大きな瞳から、ぽろぽろと涙をこぼしながら――
「……リタ様?」
 困惑した様子で騎士が尋ねると、姫の顔が歪む。
「嫌! あんたのいない世界なんて嫌よ!! あたしには……あたしにはあんたの代わりなんていないの!! あんたがいなきゃ、あたしの世界は成立しないのよ!!
 だから死なないで……生きて、シュヴァーン――お願い……!!」
 そうまくしたてて、彼女は完全に泣き出してしまった。

 姫の嗚咽が、あたりに響く。

「――リタ様」
 しばらくして、騎士が再び呼び掛ける。
「そう言っていただけるのは、大変光栄に思います。……でもどうか、生きてください……私が愛した、この世界を――私の分も。そうでないと、私がこの世界を守った理由も、あなたを守った理由もなくなってしまう……」
「………………」
 はっとしたように、姫の眼が見開かれた。

「……うん」
 長い、長い沈黙の後、こっくりと彼女がうなずく。それを見た騎士は満足そうにより一層微笑んで、瞼を閉じた。

 

 


「リタ! すごく良かったです!!」
 いつもの服に着替えて戻って来たリタに、満面の笑顔でエステルが駆け寄ってきた。
 彼女の腕の中には、先ほどリタが演じていた劇のパンフレットが大事そうにかかえられている。ついでにその手には、ハンカチも握られていた。

「特にラストシーンは感動しました! 私も、思わず涙が……」
 言われてみれば、確かに若干鼻が赤い。劇が終わってからもしばらく泣いていたようだ。
「ボクも感動しちゃったよ。今回はリタが魔術ぶっ放すなんてこともなかったし」
「わふぅ」
 カロルとラピードも劇の内容に大満足のようだ。
「そ、そう……まああたしは台本通りやっただけだけど」
 当のリタはリタで顔を赤くし、照れたように視線を逸らす。が、わざわざ背をかがめてその顔を覗き込んでくる女が1人。ジュディスだ。
「本当迫真の演技だったわね、あの泣き顔なんて。……あれも台本にあったの?」
 問いかけてきてはいるものの、その面白そうな笑顔から見るに彼女は絶対その答えを知っている。
「……うっさい」
 ぼそりとそう答えて、更に視線を逸らす。

 すると今度はその視界に、着替えを済ませた男どもが映る。
「あ、レイヴン!」
 それに気付いたエステルが、すぐさまレイヴンに駆け寄っていく。
「レイヴンもかっこよかったですよ!! 愛しき姫君を守るために命を賭けて剣を振るう騎士の姿……傷つき倒れ、死が迫ってもまだ姫の身を案じるその忠誠……はぁ、憧れます」
 うっとりとした様子でそう言うと溜息をつく。彼女とレイヴンの立場を考えれば嫌味と取れなくもない発言だが、この天然姫がそんなことを考えているはずもなかった。
「ふっふっふ、だから言ったっしょ。次の主役はおっさんで決まりって……!
どうよ!? 見事に乙女のハートを鷲掴みでしょ!!」
 目を輝かせて自分を見つめて来るエステルに気を良くしたのか、レイヴンは片目をつぶって不敵に笑う。
「あ……はい、そうですね……あはは」
 だが劇中の役とは正反対の彼の様子に、流石のエステルも苦笑いだ。

「安心しろおっさん。客の認識はあんたじゃなくて完全にシュヴァーンだ」
 そんな調子づく中年の肩をたたき、ユーリがやや不機嫌そうに冷ややかに告げた。
 振り向き、子供のように口を尖らせるレイヴン。
「えー、そんなことないわよ青年。あれは演技よ、演技!
 あ、さては俺様のカッコよさに妬いてる……? いい加減魔王だけじゃなくてカッコイイ勇者様の役もやりたいってこと?」
 言いながら彼は途中から表情をニヤニヤとした笑みに変えた。ユーリはこめかみを押さえて嘆息する。まったくこの男は。
「……勘弁してくれ」
 意気消沈のユーリの様子を見て、エステルは慌てて取り繕おうとする。
「あ、ユーリもとっても良かったですよ。その……なんて言うか凶悪な感じがとてもはまっていて」
「……エステル、それ褒め言葉になってないよ」
 もっともなツッコミを、カロルが呟くように入れた。

 

 

 ナム孤島から帰る船の船室内で、上着の胸元を開いたレイヴンと、リタが向かい合っていた。いや、正確に言えばリタが向いているのはレイヴンの心臓魔導器の制御盤であるが。
何故か急に彼女が魔導器を点検すると言い始めたのだ。特に断る理由もない上、また断っても諦めそうにない彼女の強い口調に、レイヴンはおとなしく従った。
 まあ彼としても、少しばかり話したいことがあったのだから好都合ではある。
「いやーそれにしても驚いたわ。リタっちがまさか泣くなんて……そんなに役に入り込んじゃってた?」
 話したいことと言ってもただの感想だ。ほんの軽口のつもりでその話題を切り出す。もちろん、殴られるのを覚悟で。
「……あんたが悪いのよ」
 だが答えたリタの声は、怒りと言うよりはむしろ不安を含んだものだった。
「あんたが、変なアドリブ入れるから……」
「変なアドリブって……ああ、あれ?」
 首をひねりながらも思い出したその言葉は、他ならぬラストシーンのもの。

――たかが騎士1人……私の代わりなど、いくらでもいます――

「あれがどうしたのよ?」
 そう尋ねたレイヴンのズボンを、リタが制御盤をいじる手を下ろしぎゅっと握る。

 

「だっておっさん……本当に言いそうだから……。自分だけ死んで、残されたあたしの――あたしたちのことなんて考えずに――」

 本当は、台本通りの台詞の時から危うかった。
 もし世界のためなら、彼女たちのためなら……自分の命など簡単に投げ出すだろう、この男は。きっとまだ、自分の命を大切にしきれていない……そのくせ、彼女たちのことを何よりも大切にしようとしているのだから。
 そんな男がよりにも寄ってあんな役をするものだから、どうしても像を重ねてしまっていた。ただそれだけでも苦痛だったのに――

「自分の代わりなんていくらでもいるって、本当にそう思ってそうだから……」

 不意に紡がれたあの台詞で、ついに我慢できなくなった。
 道具であった時の名残だろうか、はたまた自分と違って将来の長い彼女たちの人生を勝手に展望しているのだろうか。どちらにせよそんなことはだれも望んでなどいない。

「そんなこと考えちゃったから……つい出ちゃったじゃない、涙……」

 そう言って、気まずそうに目を伏せるリタ。
「………………」
 何も言わず、彼女の話を聞いていたレイヴンの手が、そんな彼女の頭にすっと伸びる。

「リタっち愛してる!」

 彼の手が頭に触れたと思った直後、あっという間に抱き寄せられていた。
「ちょっ……!!」
 慌てて引き離そうとするが思いのほか強く自分を抱きしめている腕は、びくともしない。
 かくなる上は鳩尾に一発――と拳に力を込めるが、その前にレイヴンが彼女の耳元で言葉を紡いだ。

「大丈夫……だから……」

 リタを安心させるように静かに、優しく……しかし強い意志を含んだ声音で、彼は言った。

「おっさんはもう、リタっちたちを泣かせるようなことしないから……もう、あんな泣き顔は見たくないから……。それに、大切な人を失う辛さもちゃんと知ってる……だから心配しなさんな」

 ああ、そうか……この男はもう何人もの大切な人を――
 なぜそのことを考えなかったのか、魔導器や術式のことは何の苦もなく複雑に考えていられるのに、この男のことになるとどうしても短絡的になってしまう。

(……やっぱり、おっさんが悪いのよ)


 

「ま、リタっちがおっさんのことをいつまで大切にしてくれるかにもよるけどねー」
「……ばか」
 またいつものように自分をからかいだしたレイヴンに短く返す。
 ついでに、やはり一発お見舞いしてやろうかとも思ったが……やめる。

 ――もう少し、大切にしてやっても……いいかな――

 

 

 

「ところでリタっち……さっきの線で行くともしや、おっさんがいないとリタっちの世界が成立しないってアドリブ……あれ本音?」
「っ……!! メテオスウォォォォォォォォォォォォォォォム!!」
「ぎゃああああああああああああ!!」










あれ、そもそもこれお題に添ってる?
単に演劇ネタ……。

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