柚子丸様申し訳ありません……!!
いよいよレイリタ本の再販が近づいてきましたね!!
楽しみすぎる!!!!
早くほしいよレイリタレイリタレイリタレイリタ(落ち着け
地方民だから通販だけどな!!
続きでお題小説。
いつにも増して犯罪臭が強い(=いかがわしい)内容なのでご注意をwww
一応添い寝前提。
Raven*Rita 20 title.
・魔導器
・天才魔導士
・添い寝(済)
・熱帯夜(コレ)
・忘れられた神殿(済)
・帝国騎士団隊長主席
・大嫌い
・氷刃海
・前夜(済)
・そして、続く未来
・20
・鼓動
・箱庭
・詠唱
・『裏切り者』
・遺されたコンパクト
・触れられない過去
・好き嫌い
・露天風呂の楽しみ方
・カーテンコールを今度こそ
お題:熱帯夜
夏も近付いた、ある蒸し暑い夜のこと。
ソファに座って魔導書を読みふけっていたリタを、レイヴンがいつものように後ろから抱きすくめた。
「リタっちー、一緒に寝よー」
彼女の顔の横に自分の顔を持ってきて、子供のように甘えて来る中年。
「嫌よ、このクソ暑い中。てゆーか抱きついてくんな」
そうやって彼を振り払おうとするのは彼に対する嫌悪ではなく、単に暑さに耐えられないからだ。
「えー、いいじゃん別に。おっさんは平気よー?」
「あたしは平気じゃないの」
「そんなこと言わずにさー」
すると視界の端の彼の顔が俯き、その直後、首筋に甘い痛みが走る。
彼の行為、そしてその痛みの正体に気付いた次の瞬間には、思わず持っていた分厚い魔導書で彼を殴り飛ばしていた。
「ぶふぁ!!」
「いきなり何すんのよ!?」
耳まで真っ赤に染め、リタはうずくまるレイヴンに怒鳴る。
一応恋人……ということになっているレイヴンからは、何度もされたことがあった。ただ、いつもは額や、頬や、唇への優しいものであって――
「リタっちひどーい」
「ひっ! ひどいのはおっさんでしょ!! いきなり首にキスなんかされたら誰だってびっくりするわよ!!」
そう怒鳴ると、口を尖らせて「だからって殴り飛ばすような娘はそうそういないと思うけどね」とぼやくレイヴンは無視して、精いっぱい顎を引き先ほど彼が口づけたところに視線を落とす。
案の定、そこには赤い痕がついてしまっていた。少女の肌が白い分、その赤はかなり目立っている。しかも、ちょうど服で隠れないところについているものだから達が悪い。
「あーもう! こんな目立つところに鬱血して……!!」
「キスマークって言ってくんない?」
「黙れ!!」
再び近寄ってきて軽口をたたくレイヴンを、再度殴り倒そうとするリタ。だがその拳は今度はいとも簡単に止められてしまった。
「ねぇリタっち、知ってる?」
取った彼女の拳を開き、自分の手と絡ませながら、レイヴンは微笑んで顔を寄せて来る。
それまでのお茶らけていたものとは違う彼の様子に一種の緊張を覚えたリタは、体を強張らせてしまう。
そして彼はリタの正面数センチのところにまで顔を近づけると、告げる。
「首へのキスは――欲望のしるしなんだとさ」
顔がより一層赤くなるのが、自分でも分かった。
このままではこのオヤジの思うつぼだ、そう思って何か言おうとするが、完全に動揺してしまった脳は上手く言葉を浮かべることすらできない。
「あ、う……」
口をぱくぱくさせ、言葉にならない声を発するだけのリタに愛おしそうに微笑むレイヴン。
すると今度はさらに顔を前に出し、彼女の赤い耳元で囁く。
「君が欲しい、リタ……」
いつもよりずっと甘い、甘い声でレイヴンはそう言った。
へにゃりと溶けてしまいそうになる身体――それを、彼が覆いかぶさってくるようにして再び抱きしめる。
――暑い、熱い、あつい……。
顔だけでなく、身体から四肢までが熱を帯びてきたのは、きっとこの気温と彼の体温のせいに違いない。
そう自分に言い聞かせて、少女は目を閉じた。
リタさんそれはいわゆる欲じょ(ry
本番までいったかどうかは皆さんの想像にお任せしますwwwwwwwwww
「首へのキスは~」はご存じ某乙女ゲーの特典CD(CVたけぽん)から。
あれがレイリタにしか聞こえない管理人はもう病気ですかそうですか。
……いや、どっちかってーとシュヴァリタかな(もう黙れ)。
ぽちっとお願いしますm(_ _)m