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今日も幸せレイリタ日和。
2025/04/21 (Mon)10:42
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2009/05/04 (Mon)02:01

お世話になった某M様へ感謝をこめて、設定を丸パクリしたアレリタ。
ありがとうございました\(^o^)/


R-18

 2013.10.28








 紅くて赤くてまっくろな


「君にはこの研究を引き継いでもらう」
 突然帝都に呼び出して何を押し付けられるのかと思えば、騎士団長殿が渡してきたのはたった数枚の紙きれだった。
 表題を読んでみると、エアルの暴走時における魔導器の挙動とその対処法についての研究計画のようだ。発案者の欄には、先日帝都との往来の途中に運悪く魔物に襲われて命を落とした魔導士の名が記されている。
「このあたしをこいつのバックアップに使うつもり?」
 紙面から顔を上げて、豪勢な椅子に座ったアレクセイをリタは睨みつける。
「あたし、自分の研究で忙しいんだけど」
「ならばその研究をさっさと終わらせることだ。君なら2ヵ月もかからないだろう」
 表情一つ変えず、アレクセイが言葉を返してくる。こちらの反論も拒否も一切受け入れるつもりがないらしい……まあ、いつものことだが。
 そもそも、この命令を蹴って損をするのは自分であることは分かっている。帝国魔導士という何かと便利な地位も、研究資金も、全てこの男の裁量にかかっているのだ。リタ・モルディオという天才魔導士を手放す損失が帝国、もといこの男にとってどれほどものかは知らないが、少なくとも自分が被る損失は決して小さいものではない。
「報告は書面で構わん。ただし、どんな些細な実験結果も全て書き起こせ」
 沈黙を了承と取ったアレクセイが面倒な注文を付け加える。
「……分かったわ」
 不満の色を隠しもせず頷いてやるが、アレクセイに咎められる気配はない。リタがやるかやらないか、それ以外には興味はないのだろう。
「じゃ、あたしはこれで」
「待ちたまえ」
 だが、そそくさと切り上げようと身を翻すと、案の定呼び止められた。次の要求がどんなものか、リタは知っている……それについても、自分に拒否権がないことだって。
「せっかくアスピオから来たのだ、ゆっくりして行きたまえ」
 振り向いて見たアレクセイの顔には、暗い笑みが浮かんでいた。

 

 服を脱いで椅子に座ったままのアレクセイの足元に跪き、その股間に手を伸ばす。ボトムのジッパーを下げ、下着の間から取り出したそれを、戸惑うことなく口に含んだ。
 まだ萎えている状態なのに、アレクセイのものは大きい。精一杯開いた口が一杯になると、頭を上下させてまずは全体的に刺激を与える。
「ん……っふ……」
 気色悪いという感覚はとうの昔に麻痺してしまったが、息苦しいのは相変わらずだ。何より声は抑えるなと命令されているため、鼻から抜ける声も耐えはしない。
 しばらくすれば、口の中がさらに圧迫され、自分の唾液以外の粘液がぐちゅぐちゅと音を立て始める。一度口を離し、起ち上がったそれに舌を這わせる。
 アレクセイの気分次第ではここで口の中に入れたまま出し入れを繰り返されることもあるが、今日は機嫌がいいらしい。裏筋を舐める時にふと見えた顔は実に愉快そうだった。
「はっ、は……ぁ」
 双嚢を手で揉みながら、浮き上がってきた血管を舌で刺激していく。たまにピクリと震えるそれはもう完全に勃起していて、たった15歳の小娘の相手にするにしては凶器以外の何物でもない、といつも思う。
 そうこう考えながら鈴口を丹念に舐めていると、突然頭を掴まれまた深くまで咥えさせられた。生理的な反射でえづきそうになり、それで口の中が締まって丁度良い刺激になったのか、アレクセイの先端から熱いものが吐き出された。
「飲め」
 喉の不快感とむせ返るような雄の匂いに涙を浮かべるリタに、アレクセイから無慈悲な言葉が降りかかる。髪を引っ張られて無理矢理アレクセイに顔を向けさせられながら、しかし言われたとおり口の中の白濁を飲み込んだ。ついでに口の端から漏れた分も指で掬って口内に戻す。
「素直になったものだな」
「は……人間は……学習する、生き物よ……」
 逆らえばこれより酷くされるのを分かっていて、わざわざ逆らう程自分は被虐趣味の持ち主ではない。それを聞いたアレクセイの顔が、また愉快そうに歪んだ。
「それもそうだな。おまけに、快楽にもすぐ従順になる」
「!? っひ、あ……!!」
 突然陰核を爪先で刺激され、意識するまでもなく嬌声が漏れる。
「触ってもいないのに咥えただけで感じたか? 濡れているぞ、淫乱め」
「あ、ふぁ……! ダメ……っ」
 冷たいレギンスをつけたままの足でぐりぐりと刺激されるそこからは、既に水音が響いている。
「腰が揺れている……気持ちいいのだろう?」
「言う、な……っ、あぁっん!」
 アレクセイの膝にしがみつく形になりながら、認めたくない快楽に耐える。だがアレクセイは足の動きを止めようとはせず、リタの方も腰が揺れるのを止められなかった。挙句の果てには、先程吐き出した精液とリタの唾液がまとわりついたままの陰茎を顔にすりつけられ、色々な意味で顔がぐちゃぐちゃになる。
「あっ! あ、あぁっ! い、く……いっ、あっ、あああぁあぁ――!!」
 背筋からビリビリと電流が走り、アレクセイの足元に跪いたままリタは達した。大きく開いた口から、はくはくと息が漏れる。
「……机に手をつけ」
 だが白く染まった頭は、静かなアレクセイの声によってすぐに現実に引き戻された。それもそうだ、先程すりつけられた陰茎はまだ萎えてなどいなかったのだから。
 正直何か言い返す気力もなく、大人しく言葉に従った。
 言われたとおり机に手をつき、力の入らない上半身を天板に預ける。その緩慢な動きが完了するかしないかの内に、剛直が中心へと突き挿れられた。
「ふあぁあぁぁっ!」
 当初は痛みしか感じていなかったこの瞬間も、いつしか快楽で塗り替えられていた。
 初めてアレクセイに身体を求められたのはおおよそ2年ほど前だ。帝国魔導士の中でも特に研究資金を優遇する。代わりに、アレクセイが持ち込む研究と、性欲処理の相手を役目として預かった。
 何かを手に入れるためには、それ相応の何かを差し出さなければならない。その時の自分にとって、アレクセイが提示してきた条件は身体を差し出すに値するものだった。お陰で、帝国魔導士として遺跡の調査も自由に出来るし、研究にも生活にも困ることはない。
 そして……多分、アレクセイも自分に非常に似た考えの持ち主なのだろう。もっとも、この男の場合は差し出すというより切り捨てると言う表現の方が適当のようだが。
 激しく揺さぶられ、涙で滲んだ視界に、机の上に置いていた先程の書類が映る。あれに名前が書かれていた発案者は、アレクセイがそれなりに一目置いていた魔導士だった筈だ……ただ、〝運悪く魔物に殺される″直前に、帝国魔導士の騎士団ではなく評議会への全面的な協力方針を提案した、という点以外は。
「ひう、やぁっ! あっ! あっ、ふ、ぁああぁあぁあぁあぁぁぁっ!!」
「っふ、久方ぶりなのが良かったか? 今日はよく締まる」
 愛情もへったくれもなく、最奥に先端を叩きつけられる、獣のような性行為。だが、きっと自分達はこれでいいのだと思う。
 一度だけ……一度だけ、ベッドで身体を重ねたことがある。それもアレクセイの気分によるものだったが、お互いに行為に集中できなかったのを覚えている。正常位でやったのも悪かったのだろう、まるで恋人同士がするように面と向かったセックスは居心地の良いものではなかったし、アレクセイも行為が進むにつれて不機嫌になっていった。
 ――いつか失う大切なモノと、一瞬でも錯覚してしまうのが不快だった。
 だから、この行為は一貫して性欲の処理のみに徹している。これだけまぐわっている最中でもキスをすることもないし、ましてや名前を呼ぶこともない。一番感じやすい部分だけを刺激して、ただ欲を吐き出すだけの行為……。
「ぁんっ、んっひ、は……あ、いく、イくぅッ!!」
 再び登りつめていく感覚に耐えきれず、机に爪を立てる。
「……ふ」
「んああぁぁぁあぁぁぁああああぁぁあああぁあぁ――!!」
 2度目の絶頂を迎えた瞬間、アレクセイの剛直が引き抜かれ、吐き出された白濁が背中に撒き散らされた。
 そう言えば、普段の鬼畜の所業の割に毎回中で出さないのは、単に子供が出来たら面倒だからなのか、はたまた別の理由か。どちらにしろ、後始末が面倒であることに変わりはないのだが。
 ふと思いついたそんなことをぼんやりと考えながら、体力を根こそぎ持って行かれたリタは重い瞼を素直に閉じていった。












この設定の生存パロとか滾る。
まいたけしね

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はくしゅ
現パロ設定で5パチ目まで1つのお話です
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