セリフのみ。
某動画サイトで話題のヤンデレCDより。
後半力尽きたorz
基本的にうちの主従はギャグになるとまいたけが青いジャージ、白鳥が赤いジャージ(ノースリーブ)を着てます。
外道団長に死ぬほど働かされて夜も眠れない隊長首席
ガチャ
ア「シュヴァーン、まだ起きているか?」
シュ「……ああ、大将(ノックぐらいしろよ)」
ア「すまんなこんな時間に」
シュ「いえ、別に(露にも思ってないくせに)」
ア「今日のことを謝ってもらおうと思ってな」
シュ「は?」
ア「私の……私の夕食がなぜ作られていなかったのだぁっ!!」
シュ「ああ、夕食のことですか。それくらいいいじゃないですか別に、気にしなくても」
ア「気にするわ! お前の料理が私の口に一番合うのだからな!!」
シュ「素直にうまいって言えないんですか!? つーかあんた自分で作れないだけでしょうが!!」
ア「そっ! そんなことないぞっ!! 作り置きでもしておいてくれたらちゃんとチンだって出来る!! 作りたてのほうがいいがな!!」
シュ「ああそうですか、じゃあ明日からレンジで作れるカレーでも置いときます」
ア「いやっ! それはやめてくれ!!
あ、別にお前のカレーが嫌いなわけではないぞ!?
……どっちかというと――」
シュ「あんまりキモイこと言ったら殴り飛ばしますよ大将」
ア「な、何も言っていないぞ! 本当に何でもない!!」
シュ「そうですか」
ア「あ、そうだ。昼の弁当の話なんだが……なぜいつもと味付けを変えたのだァァァァァ!!」
シュ「お口に合いませんでしたか?」
ア「ああ合ったさ、いつもどおりにな! だが卵焼きが甘くなかった! 塩味だった!!」
シュ「ああアレですか、ちょうど砂糖が切れていまして」
ア「切れていたのなら買いに行けばいいではないか!
なぜ! なぜそのまま塩を使ったのだ!!」
シュ「砂糖が切れていたので(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)」
ア「……そ、そうか。
いや、うん。あれはあれで口に合ったぞ! これで一安心だな!!」
シュ「何がですか」
ア「フッ、そんなこと気にしなくてもいい……お前は私の道具にすぎんのだからな!!」
シュ「あんたそればっかだな」
ア「料理とか、洗濯とか、お前の取り柄といえばその程度しかあるまい!」
シュ「ああ、じゃあ掃除とか書類運搬及び整理とかおやつの買い出しとか騎士団の指揮とかギルドへの侵入とか、明日から俺もうしなくてもいいんですね?」
ア「まって~! やめんといてぇ~!!」
シュ「…………」
ア「それに、いつもうまそうにお前の料理を食べてくれる人間がいるのだぞ!? がんばろうとは思わんのか!?」
シュ「ええ、そのうち毒でも入れてやろうか程度には思ってますよ?」
ア「……そ、そういえばシュヴァーン最近帰りが遅いな。残業か?」
シュ「あんたの分のですが」
ア「書庫でしているのか?」
シュ「ええ、フレン・シーフォも手伝ってくれています」
ア「ああ、あの青二才か。知っている」
シュ「あんた知らなきゃまずいでしょう!」
ア「しかし奴は、夢を見過ぎだな!」
シュ「あんたもな」
ア「あんな奴と一緒にいたら、お前まで新世界の神になってしまうぞ!?」
シュ「いやだから大将がやろうとしてることでしょうそれは!!」
ア「……シュヴァーン、昔は私の話をちゃんと聞いてくれていたのに……最近はあまり聞いてくれないな」
シュ「日々忙殺されてますからね、主に大将のせいで」
ア「それに、城下に行くのもシュヴァーン隊と一緒に行くと言うし」
シュ「当然です」
ア「……あんなやつら! どうせお前のことなど何も分かっていないっ!!」
シュ「!?」
ア「お前のことを世界で1番よく分かっているのはこの私だっ! ほかの誰でもない、このわt――!!」
シュ「散れェェェェェい!!」
ア「ポピーーーーーー!!」
今日のポピー[オリエンタルポピー 花言葉:忍耐]
ア「す、すまん……怒鳴ってしまって」
シュ「他に謝るところがあるでしょう」
ア「お前がそういうところで鈍いのは昔からだからな、分かっていr」
シュ「今度は秘奥義でも出しましょうか?」
ア「……そ、それはそうとお前は今日の夕食はどうしたのだ?」
シュ「食べてきました」
ア「外食か。くそう、金を渡しておいてくれれば私も食べに行ったものを……」
シュ「どんだけ俺から搾り取るつもりですか!」
ア「で、一人で食べに行ったのか?」
シュ「はい。まあ騎士団の食堂ですし」
ア「そうか……。む、焼き肉のにおいがする……シュヴァーンの嘘つきィッ!!」
シュ「危なっ!」
ア「ハヤオーーーー!!」
シュ「焼き肉のにおいが何ですか? 確かに焼き肉定食を食べてきましたが」
ア「くっ! なぜだシュヴァーン……なぜそんな嘘をつく?
私に今まで嘘をついたことなどなかったのに!!」
シュ「だから嘘などついていません」
ア「嘘をつけっ! わが騎士団の食堂のメニューにはご飯・みそ汁・焼き魚のA定食と、パン・スープ・魚のグリルのB定食しかなかったはずだ!!」
シュ「何年前のメニューですかそれ! しかもメニューの内容ちょっと洋風になっただけじゃないですか!!」
ア「そうか……やはり焼肉屋に行ったのか……。へぇ~、カルビとかカルビとかたくさん食べてきたのか? それは良かったな!!」
シュ「人の話を聞かんかいこのまいたけがァァァァァァァァァ!!」
ア「ギャア!」
シュ「今の騎士団の食堂にはより内容が充実したA定食もB定食も焼肉定食もあるんです!」
ア「なんと! それじゃあシュヴァーンはこれから食堂で食事を済ませるつもりか?」
シュ「出来ればそうしたいですね。最近になって代金は安くなりましたし、うまいし、何より作らなくてもいいので」
ア「くっ! 食堂なんぞにシュヴァーンを渡してたまるか!!
シュヴァーンは私に料理を作り、その残りの食材でも食べとけばいいのだ……。
かくなる上は食堂を爆破して――」
シュ「ほんっとバカですね大将」
ア「なぜだ……なぜそんなことを言う?」
シュ「死んでください」
ア「シュヴァーンはそんなこと言わん! 私には向かうようなことは絶対に言わん!
そんなの私の道具ではない!!」
シュ「危なっ!」
ア「あ、避けられた……背中痛ァーーーーーーッ!!」
――後日、騎士団長が食堂の廃止を提言したが、賛成する者はいなかったという――
某師匠も入った。
ぽちっとお願いしますm(_ _)m