今日も幸せレイリタ日和。
2010/08/23 (Mon)04:25
めけ様の素敵レイリタ携帯サイトhoney*kiss様のキリ番を踏んでしまい、キリリク作品を頂いちゃいました!
リク内容は 「平和な世界でアレクセイに言い寄られるけどシュヴァーンに傾くリタ」というまさに俺得なリクです。
個人的なまいたけフィーバーに他サイト様まで巻き込んでしまいました。まったくもって迷惑な話です。
ちなみに管理人は思う存分ニヤニヤさせて頂きました! ぐへへ^q^
こんなリクエストに付き合ってくださってめけ様本当にありがとうございます!!
では続きからどうぞ。
世の父の気持ち
「君は誰かと一緒になろうという気はないのか?」
「は?」
アレクセイに引き抜かれ、帝都で研究をすること早5年。
暇さえあればここに来て仕事から逃れ、リラックスしているアレクセイとの話は低能な学者達との話なんかより数倍楽しかったためリタもアレクセイが私室に入り浸ることに何も言わなかったのだが今日はリタの苦手な部類の話をふってきた。
なんでそんなこと聞くわけ?意味わかんない。と思っていたのは顔に出ていたのだろうか。
最早彼の定位置となった真っ赤なソファーに腰かけて足を組んだまま茶を飲んだアレクセイがこちらを見て苦笑いした。
「嫌な話だったのならすまなかったな。ただ気になったのだ」
「なにが?」
「君のような娘がなぜ1人も男を作らないのかが、だ」
「あ、あんただってずっと独り身じゃない。人の心配する前に自分の心配すれば?このままじゃ1人で死ぬことになるわよ」
「リタがそばに居てくれるだろう」
「なんでっ…あたしが…」
「何か都合でもあるのか」
買い物に付き合うのを断られた様な言い方にため息を吐いてリタは握っていたペンを握り直す。
アレクセイのことは嫌いじゃないが、研究の邪魔なのは確かだ。いつも追っ払ってやろうかと思ったときにグッドタイミングであの騎士はやって来る。
「アレクセイ様!何をなさっているんですか。書類はまだ終わっていません」
「そうだったな」
「そうです!早く仕事にっ…。ちょっとだけですよ」
日頃忙しいアレクセイに茶を淹れてずいっと差し出されてはシュヴァーンも無理矢理仕事に戻すわけにはいかなかったのだろう。
困った表情は、そのままにシュヴァーンはリタの机へと歩み寄った。
「なによ。ここは談話室じゃないんだけど。ていうか、あんたもそろそろ相手見つけなさいよね」
「相手?」
「そっ、そうよ。結婚しないと寂しいわよ…?」
「俺は…もう決めているからな」
「は?誰よ」
「……」
「や、やっぱり言わないで。聞きたく、ない」
「そうか…。それにしても前より綺麗になったか?」
「部屋?アレクセイが掃除してくれたから」
「アレクセイ様が!?やらせたのかっ…て、そうじゃなくてだな…綺麗になったのは…」
「は?」
「いや、なんでもない。悪かったな」
心なしか赤くなった顔を背けて頬を掻いたシュヴァーンと不思議そうに首を傾げるリタを見てアレクセイは「ふむ」と呟く。
そして試すようにリタに声をかけた。
「最近リタは益々女らしさが増して美しくなったな」
「なっ」
「どっ、どこがよ!お世辞言ってないで、さっさと仕事しろ!」
衝撃を受けたように小さく呻いたシュヴァーンにも気づかずリタは顔を真っ赤にして騒ぎだす。
これは面白いものを見つけたな、とアレクセイは席を立つ。
焦ったようにアレクセイを追いかけて歩き出したシュヴァーンは最後にリタに「すまなかったな」と詫びを入れて着いてきた。
「これでも頑張ったつもりだったのだがな。どうやら完敗のようだ」
「はい?」
「早く自覚することだな、シュヴァーン。彼女は誰かにやるのは惜しい程に愛しい」
後ろを着いてくるシュヴァーンは言っている意味がわかったのだろう。
おろおろとした気配にふっと笑ったアレクセイは部屋を出る間際に見た真っ赤な「少女」の表情でシュヴァーンを見つめる彼女の顔を思い出して複雑な気分になった。
それはきっと娘の恋に気づいてしまった父親の気持ちに限り無く近いものなのではないか、とアレクセイはまた1人。複雑な気持ちを抱えたまま微笑んだ。
------------
アレクセイ好きな私にはむふふなリクだったのですが、アレクセイがあんまりずいずい言いよらなくて申し訳ないです;
リクにお答え出来たかは危ういですが(ダメじゃん)アレクセイを書けたことは幸せでした!口調もろもろは妄想の領域です…。シュヴァーンも平和な世界とのことで若干丸い人間になりました。
こんな感じでよろしかったでしょうか…?
天音様リクエストありがとうございました^^
なにこのまいたけかわいい。
これがまいたけの正しい姿だと思います。
管理人が書くとどうしても腹黒くなるので、いい目の保養になりました(ぁ?
結局両想いなシュ(ryとリタっちも可愛くてにやにやが止まりません!
めけ様本当にありがとうございました!!
「君は誰かと一緒になろうという気はないのか?」
「は?」
アレクセイに引き抜かれ、帝都で研究をすること早5年。
暇さえあればここに来て仕事から逃れ、リラックスしているアレクセイとの話は低能な学者達との話なんかより数倍楽しかったためリタもアレクセイが私室に入り浸ることに何も言わなかったのだが今日はリタの苦手な部類の話をふってきた。
なんでそんなこと聞くわけ?意味わかんない。と思っていたのは顔に出ていたのだろうか。
最早彼の定位置となった真っ赤なソファーに腰かけて足を組んだまま茶を飲んだアレクセイがこちらを見て苦笑いした。
「嫌な話だったのならすまなかったな。ただ気になったのだ」
「なにが?」
「君のような娘がなぜ1人も男を作らないのかが、だ」
「あ、あんただってずっと独り身じゃない。人の心配する前に自分の心配すれば?このままじゃ1人で死ぬことになるわよ」
「リタがそばに居てくれるだろう」
「なんでっ…あたしが…」
「何か都合でもあるのか」
買い物に付き合うのを断られた様な言い方にため息を吐いてリタは握っていたペンを握り直す。
アレクセイのことは嫌いじゃないが、研究の邪魔なのは確かだ。いつも追っ払ってやろうかと思ったときにグッドタイミングであの騎士はやって来る。
「アレクセイ様!何をなさっているんですか。書類はまだ終わっていません」
「そうだったな」
「そうです!早く仕事にっ…。ちょっとだけですよ」
日頃忙しいアレクセイに茶を淹れてずいっと差し出されてはシュヴァーンも無理矢理仕事に戻すわけにはいかなかったのだろう。
困った表情は、そのままにシュヴァーンはリタの机へと歩み寄った。
「なによ。ここは談話室じゃないんだけど。ていうか、あんたもそろそろ相手見つけなさいよね」
「相手?」
「そっ、そうよ。結婚しないと寂しいわよ…?」
「俺は…もう決めているからな」
「は?誰よ」
「……」
「や、やっぱり言わないで。聞きたく、ない」
「そうか…。それにしても前より綺麗になったか?」
「部屋?アレクセイが掃除してくれたから」
「アレクセイ様が!?やらせたのかっ…て、そうじゃなくてだな…綺麗になったのは…」
「は?」
「いや、なんでもない。悪かったな」
心なしか赤くなった顔を背けて頬を掻いたシュヴァーンと不思議そうに首を傾げるリタを見てアレクセイは「ふむ」と呟く。
そして試すようにリタに声をかけた。
「最近リタは益々女らしさが増して美しくなったな」
「なっ」
「どっ、どこがよ!お世辞言ってないで、さっさと仕事しろ!」
衝撃を受けたように小さく呻いたシュヴァーンにも気づかずリタは顔を真っ赤にして騒ぎだす。
これは面白いものを見つけたな、とアレクセイは席を立つ。
焦ったようにアレクセイを追いかけて歩き出したシュヴァーンは最後にリタに「すまなかったな」と詫びを入れて着いてきた。
「これでも頑張ったつもりだったのだがな。どうやら完敗のようだ」
「はい?」
「早く自覚することだな、シュヴァーン。彼女は誰かにやるのは惜しい程に愛しい」
後ろを着いてくるシュヴァーンは言っている意味がわかったのだろう。
おろおろとした気配にふっと笑ったアレクセイは部屋を出る間際に見た真っ赤な「少女」の表情でシュヴァーンを見つめる彼女の顔を思い出して複雑な気分になった。
それはきっと娘の恋に気づいてしまった父親の気持ちに限り無く近いものなのではないか、とアレクセイはまた1人。複雑な気持ちを抱えたまま微笑んだ。
------------
アレクセイ好きな私にはむふふなリクだったのですが、アレクセイがあんまりずいずい言いよらなくて申し訳ないです;
リクにお答え出来たかは危ういですが(ダメじゃん)アレクセイを書けたことは幸せでした!口調もろもろは妄想の領域です…。シュヴァーンも平和な世界とのことで若干丸い人間になりました。
こんな感じでよろしかったでしょうか…?
天音様リクエストありがとうございました^^
なにこのまいたけかわいい。
これがまいたけの正しい姿だと思います。
管理人が書くとどうしても腹黒くなるので、いい目の保養になりました(ぁ?
結局両想いなシュ(ryとリタっちも可愛くてにやにやが止まりません!
めけ様本当にありがとうございました!!
PR
Comment
カウンター
キリ番:55000Hit
踏まれた方はご一報くださいm(_ _)m
はくしゅ
現パロ設定で5パチ目まで1つのお話です
ぽちっとお願いしますm(_ _)m
ぽちっとお願いしますm(_ _)m
プロフィール
HN:
天音
HP:
性別:
女性
趣味:
おっさん
リンク
アクセス解析